車が通れない道路だけど、売れるかしら？～売却事例～

 

最近ありましたホットな取引事例をご紹介します。

 

お客さまは地方に住む母の職場の同僚の方で、

きっかけは母の紹介でした。

どこにご縁があるか、分からないものですね。

 

 

東京にお一人暮らしされていたお父さまが亡くなられ、

姉妹2人でご実家を相続されたA子さんとB子さん。

お二人はそれぞれ北陸と東北の方に住んでおりましたが、たまたまA子さんの上京予定があったためその際に

話を伺いました。

 

相続をした時は既に

お二人ともそれぞれ持家で暮らしていたため

東京のご実家はそのままの状態にしていたとのこと。

自分たちも年齢を重ねてきたため動けるうちに解決しようという話になり

今回売却を決意されたとのお話でした。

 

【物件詳細】

・1970年築の木造住宅

・土地25坪

・最寄りの駅からは徒歩10分以内

 

お父さまが亡くなられた際に細かい部分の遺品は整理されたようですが

家具などはそのままの状態とのことでした。

 

物件自体、駅から近く立地はいいのですが、前面道路が狭く車が通れないという点が地方では車がないと

生活していけないという背景からお客さまは気にされておりました。

ただ、都内ですと公共交通機関も発達していたり駐車場代が高いという観点から車を必須としないお客様も多いです。

駅からも近く、土地坪数も十分、そして何より地域で人気の小学校の学区というところで私共も自信がありましたため、

まずは個人売却から始めてみましょうと提案いたしました。

 

古い耐震基準の物件をリフォームするよりも、解体して土地として売りたいとのご希望でしたので

知り合いの業者さんに依頼して残置物は撤去してもらい、その後解体を行う流れとし

早速販売活動を開始です。

 

「しばらく経って売れなかったら業者さんに買い取ってもらおうかしら・・・」

とお客さまはおっしゃっておりましたが、

なんと市場に出す前の弊社既存のお客さまへの先行公開で契約が無事に決まりました。

 

遠方に住まわれていたため、学区の事情なども知らなかったというところでお客さまは大変驚いておりました。

自分たちの知らないところで需要があったということは結構あることのように思います。

 

 

空家をどうにかしたいけど、事情が分からないし不安だなという方も

まずはお話しをぜひお聞かせください。

播磨坂不動産では、最善な方法をご提案させていただきます。