整形地でない旗竿地は売却が難しい・・・?
2023/08/04
旗竿地とは、道路と接している間口が狭く、奥まった所に家などを建てる部分がある土地のことです。
竿のついた旗のような土地の形状をしているため旗竿地と呼ばれています。
敷地延長地ともいわれ業界内では敷延(しきえん)の愛称で親しまれております。
通常の四角形の土地(整形地)と比較すると、
旗竿地は奥まった所に家を建てる事が多いため、周囲が建物で囲まれ、
採光の関係などから懸念されるお客様は多くいらっしゃるのが現状です。
しかしながら旗竿地の土地にも数多くの隠れたメリットがあるのをご存知でしょうか。
①土地の価格が安い
一般的に旗竿地の土地価格は、総面積や立地などの条件が似ている整形地に比べると価格が抑えられているものが多いです。
なぜ、相場よりも価格が抑えられるのでしょうか?
一般的に評価額には間口の広さが関係してきます。
旗竿地は、整形地に比べて間口が狭いため、
固定資産税などの評価額も低めとなります。
そのため旗竿地を選ぶことで購入費用や維持費用の節約にも役立つため、
土地を長く所有し続けたい方にもおすすめです。
②静かな環境で暮らせる
旗竿地の奥まった部分に住宅を建てる事で、
道路からの騒音や通行人の目線が届きにくくなります。
そのため整形地に比べると、
プライバシーの保たれた静かな環境での生活が出来るかと思います。
③路地上部分を活かして建物プランを検討できる
整形地にカースペースを設けた建物を建築する場合、
都内では敷地面積が小ぶりな場所であれば、
敷地に対して建物をめいっぱいに建てる事になりますので、
1階部分にカースペースを設ける物件が多くなります。
それによって、1階部分の居住スペースがカースペースとして、
けずられてしまう(ビルトイン型)事が多くなりますが、
旗竿地は竿地部分をカースペースとして利用する事で、
建物の居住部分を広くとれるものが多くなります。
また駐車スペースだけでなく、
駐輪場として利用も出来ます。
さらにはお子様やペットのための遊び場、
花壇を設置してガーデニングなど趣味のスペースとしても活用が可能です。
④建物の容積率が大きく取れる
旗竿地は竿・敷地延長部分も敷地面積に含まれるため、
旗竿地でない物件に比べると、敷地面積が広く、
建物の容積率が大きく取れるものが多くなります。
このように、旗竿地のことを良く知ってみると、
旗竿地は、安く!広く!静か!な物件に住めるメリットが大きい物件なのです。
敷地延長部分の懸念点としての日当たりなどは、
天窓の活用やルーフバルコニーの設置など建物のプランを工夫する事で補える可能性もございます。
また隣地がお庭であったり、
通路・駐車場として利用されているなど状況によっては、
旗竿地でない物件と同じような日当たり具合が見込める可能性もございます。
旗竿地にも上記のように多くのメリットがございますため、
好んで探されている方も中にはいらっしゃいます。
旗竿地の売却・購入双方で特に注意したいのは、
道路に接している間口の広さです。
現行の建築基準法では、この間口が2m未満の物件は原則建物を取り壊して、
新しい建物を新築する事が出来ません。
そのため、
間口が2m未満の狭い物件であれば、
現状の建物を残した大規模修繕でしか建物は改修が出来ないのです。
さらには金融機関によっては、住宅ローンの利用が難しかったりもします。
旗竿地の売却をお考えの方は、
ぜひ一度弊社にご相談くださいませ。
旗竿地に限らず、
不動産の売却をお考えの方、
とりあえずのご相談でも構いません。
お客様からのご相談をお待ちしております。
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