通行掘削の承諾は、自分で取らなければいけない？

 

 

公道に接している土地は何ら問題はありませんが、私道に接している土地では

 

通行掘削の承諾書の有無により、売却の価格に影響が出てきます。

 

 

通行と掘削の承諾が取れていない土地は、後々様々なトラブルが想定されるためです。

 

例えば「誰の許可を得て、道路掘ってんだァーーーー！！」みたいなことです。

 

揉めるのはお互いに避けたいですよね。

 

 

 

 

 

まず、通行掘削の承諾書とはどのようなものなのか。

 

通行掘削は、道路や交通インフラを維持・修繕するために行われる作業の一つです。

 

主に地下に埋設されたパイプライン、ケーブル、配管、下水道などを整備するために行われます。

 

通行掘削は、これらの地下施設のメンテナンス、修理、設置、交換、等を行う際に必要となります。

 

 

 

 

通行掘削は、具体的に以下のような場面で行われることがあります。

 

◆道路の修繕

道路が崩壊したり、地下に埋設された配管が故障したりした場合、

掘削が行われて修繕が行われます。これにより、交通インフラの安全性や効率が向上します。

 

◆パイプラインのメンテナンス

水道管やガス管などのパイプラインのメンテナンスや修理を行うために掘削が行われることがあります。この作業は、供給の確保や漏れの防止などを目的としています。

 

◆下水道の修繕

下水道が詰まったり、損傷したりした場合には、通行掘削が行われて修繕が行われます。

 

◆車両の通行

建設工事をする際等、工事車両が前面道路まで入り工事をおこないます。

 

 

 

売却に際しては、対象となるすべての私道所有者からの通行・掘削承諾書があった方が

 

売却を有利に進めることができます。

 

 

しかし、対象となる私道所有者と親しい関係を築いていても、いざ通行掘削の承諾となると

 

相手方が少し身構えてしまう可能性もございます。また、相続などにより所有者が複数存在して、

 

時間を要することがあります。

 

 

 

なんだか面倒だなと思ったそこのあなた、ご安心ください。

 

 

 

一般的には通行掘削の承諾は不動産会社に依頼します。

 

そうです。自分で承諾書に記名押印を取りに回ることは必要ございません。

 

不動産会社側で、私道所有者のところへ行き、納得をしていただき記名押印をもらいます。

 

プロに任せるが吉ですね。

 

ちなみに私も去年、売却していただいた土地の通行掘削承諾を取りに回りましたが

 

話をすると皆様ご理解のある方々で、その場で全ての記名押印をいただけました。

 

 

 

 

弊社は柔軟に対応ができますので、何かお困りごと等ありましたらお気軽にお問合せくださいませ。