A.土地の相場価格は周辺の売買データを基に

調べることができます。

 

 

不動産の売却相場はその時その場所の需要具合や物価により変動します。

 

そのため、固定で〇〇円と決まっているわけではないのです。

 

例えば今住んでいる住宅を売ろうとしても、

その評価額は地価や地域の利便性、

周囲の交通状況や重要施設の有無などによって変わりってきます。

 

 

不動産売却相場は流動的な金額

 

物件価格は売主と買主合意のもとで契約されることから、

同じ家でも買主が高い価値を感じていれば想定額以上の金額で決まることもあります。

 

逆に、価格に見合った価値を感じなければ

予想より安い金額を提示されることもありますので、

その場合は当事者同士で金額の折り合いを付けましょう。

 

このように売却をするときの価格は、

周辺相場や買主目線に沿う必要もあるので簡単に決められるものではありません。

 

また、設備や建物の管理状態、

間取りといったもので大きく変わってきます。

 

もし不動産を持っていて、

何らかの理由で手放すことになることがあれば急いで売りには出さず、

しっかりと相場を調べてから決めるようにしましょう。

 

個人的に値段を調べるにしても

土地と住宅では不動産相場のあり方が変わるので

考え方も別にしておくと良いでしょう。

 

 

土地売却相場の調べ方

 

大きく分けて土地を調べるには

 

➀不動産売却情報サイトなどで調べる

➁国土交通省の土地総合情報システムで調べる

③一括査定サイトで見積もりを出してもらう

④路線価から調べる

 

などの方法があります。

 

 

この中で前者の2項目は簡易的な方法であるのに対し、

後者の2項目は詳細な調べ方となります。

 

➀　不動産売却情報サイトでは、

売りに出している近隣の土地の値段を見る方法であり、

いわゆる地域性の相場として考えます。

 

➁　国土交通省の土地総合情報システムは、

地価公示都道府県地価調査を閲覧することができます。

 

該当地域で過去に取引が行われた金額が記載されているため、

売却時に同じ相場金額で売ることができると確認できます。

 

当然ながら上記2つは、

隣り合わせた土地でも値段が大きく異なるときもあるため

参考程度にしかならないことを理解しておきましょう。

 

③　一括査定サイトでの見積もりに関しては、

住所などを記入することで実際にどの程度の金額で売れるか、

あるいは買い取ってもらえるかを返答してもらえます。

 

データから出される数字ではなく、

専門家からの生の声なので詳細が分かりやすいのが利点です。

 

④　路線価は国税庁のホームページから閲覧することができ、

様々な補正率を計算すると詳細な評価額を割り出すことができます。

 

 

相場価格の調査方法は多岐に渡り、

また、路線価などの計算には時間や手間がかかります。

 

そのため、慣れない人は信頼のできる不動産屋さんに頼むことをお勧めします。

 

私たちの会社ではしつこい営業を一切行わない

「無料売却相談」を随時行っていますので、

お悩みの際は是非お声掛け下さいませ。