【第三話】「借地権最大の敵は融資の可否です。」
2022/09/19
前回は、借地権売却時のありがちなトラブル〈地主さんとの連絡〉についてお話ししました。
今回は、実際に借地権を売却したお客様の例をもとに、融資についてのお話しをします。
~前回までのあらすじ~
👩(お客様)
「文京区千駄木の借地権付き戸建を売却したい!」
「地主さんに連絡して承諾を貰おう!」
👨(地主さん)
「茨城県に住んでいるのに、相続した遠いところの物件なんてよくわからないよ。」
「借地権?承諾?よくわからないから、連絡無視しよう。」
🏠(弊社)
「お客様はちゃんと承諾がとれるか、
地主さんは急に承諾依頼の連絡がきて詐欺とかなんじゃないか、って心配されているから弁護士さんに入って貰おう!」
👨(地主さん)
「弁護士さんがいるなら安心だ。詐欺じゃないんだね。承諾書出すから、待っててね。」
~今回のお話し~
無事に地主さんとコンタクトが取れて、借地権付き戸建にお申込みもいただいたし、難は過ぎ去ったかと思いきや。
借地権には住宅ローンの融資条件という敵が待ち構えているのです。
まずは、住宅ローンの融資を金融機関が行うときの仕組みを、さらっとご説明。
金融機関は、
所有権付き戸建→土地と建物を担保にお金を貸すことになります。
借地権付き戸建→土地が第三者(地主さん)のものなので建物だけを担保にお金を貸すことになります。
つまり、借地権付き戸建は建物の価値が減価償却でなくなると、担保にできるものがなくなってしまうのです。
金融機関によって融資条件は異なりますが、所有権に比べて条件が厳しくなることがあります。
今回売却をした借地権付き戸建は、築19年11ヶ月。
借地権付き戸建をご購入した方が使っている金融機関は、借地権付き戸建の融資条件が築20年でした。
融資可能期限まで1ヶ月の間に、地主さんからの承諾を急いでいただいて、住宅ローンのあっせんを行い、
数日を残して滑り込みのご契約となりました。
借地権付き戸建は、所有権と比べて制約が多く感じるかもしれませんが、売却可能です。
借地権付き戸建のご売却をお考えの方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ではまた。
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