【買い換え】【買い先行？売り先行？】

今回は買い換えのお話です。

少し長くなりますので次回にも分けてお話していきますね。

 

今回のお客様は、お子さんも大きくなり住んでいた家が手狭になってしまったため

買い換えたいとご相談がありました。

 

まず、お客様のその時の状態をまとめると

 

【過去】3,000万円でA不動産を15年前に購入

【現在】5,000万円のB不動産に買い換えたい

　　　　ローンの残債は1,500万円以上あり

 

ここで問題になってくるのがローンの残債になります。

基本的にはローンは一人一本が原則です。

ですが既存のローンを抱えながら次の住宅ローンを組むこともできます。

 

今の住宅ローンを即返済というのは難しい、けど家も購入したいとなった場合

覚えておいてほしいのが、買い換えの際は

 

【買い先行・売り先行】

 

という選択になります。

 

買い先行＝A不動産を先に購入し既存の住宅をゆっくり売る。（期間設定はあります）

売り先行＝既存の住宅を売却し住宅ローンをゼロにしてから、A不動産を購入する。

 

買い先行の場合、焦らず売却が出来るので希望に近い価格で売却できますが

売り先行の場合、早く売却してゼロにしないと次の購入物件が無くなってしまう為焦って売却してしまい

希望と離れた価格になりやすいです。

 

これだけ見るともちろん買い先行が良いですよね。

誰でも【買い先行】となるわけでもないのが注意するべきポイントとなります。

 

【買い先行】なのか【売り先行】なのか

 

この判断が早期に出来れば、次の対応も早くなるというご説明をし、何点かご質問をしました。

 

・年収

・残債

・年齢

・勤続年数

 

などをお聞きできれば、おおよそのアドバイスが可能です。

（最終的な判断は銀行になります）

 

上記の判断、スケジュール、銀行への交渉を迅速に行えれば【買い先行】の可能性は高くなりますので

お気軽にご相談ください。

 

この続きは次回【買い換え　買い先行？売り先行？②】