【不動産】を扱う【仲介業者】って何やってるの？

①不動産仲介業者ってなに？🐱

 

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正式には宅地建物取引業者と呼び、

土地や建物の売買、仲介、斡旋を業務とする仕事です。

 

【不動産業者の業務】

・不動産の貸借や管理

・不動産売買

・不動産売買や貸借の仲介

・不動産の鑑定評価

・宅地の造成及び分譲

 

など多くの分野がありますが、

その中でも主に不動産の売買や貸借の仲介を専門とするのが、

不動産仲介業者です。

 

不動産仲介業者は宅地建物取引業者として、

都道府県知事または、国土交通大臣（2つ以上の都道府県に事務所を置く場合）の免許が必要です。

 

宅地建物取引業者の免許を受けるためには、営業所に従事する者のうち5人に1人が宅地建物取引士でなければならないと定められています。

 

※宅地建物取引士とは、宅地建物の公正な取引が行われることを目的に、1958（昭和33）年に創設された国家資格で、宅地建物取引業法に基づき行われる国家試験に合格した不動産に関する専門知識を有する者のことです。

以前は『宅地建物取引主任者』という名称でしたが、平成27年4月1日の宅地建物取引業法の改正により、『宅地建物取引士』と改称されました。

 

②不動産売買に仲介業者がなんで必要なの？🐱

 

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不動産の取引は高額な上に権利関係なども複雑なため、

知識の乏しい購入者は取引において

誤解や無知から不測の不利益を被ることもあります。

 

専門の知識を持つ宅地建物取引士が取引に関与することで

購入者の意見を売主・貸主に代弁したり責任の所在を明確にする等、

購入者に適切な説明やアドバイスを行います。

 

宅地建物取引士が間に入ることによって

購入者の損害を防止し、公正な取引ができるようになります。

 

③不動産仲介業者は具体的になにしてるの？🐱

 

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【売り物件の調査】

まずは売主からの書類関係やヒアリングなどから不動産の概況を掴みます。

 

そして現地へ赴き敷地内外の環境を確認をしたうえで

法務局や行政でも調査をします。

 

その上で物件の査定や販売価格、賃貸料金の提案を行います。

 

【購入者を見つけるための宣伝活動】

宣伝をするために魅力的な資料を作成し、

チラシやインターネットなどで宣伝を行います。

 

【購入希望者の案内】

購入希望者の条件を聞いた上で現地へ案内し、

魅力ポイントのアピールを行います。

 

その際には一般的に見てマイナスポイントになることや、

告知事項（過去に事件があった内容等）を

包み隠さず伝えることも必要です。

 

【売主と買主の間に入って交渉】

できるだけ高く売りたい売主に対して、

購入者はできるだけ安く買いたいのが心情です。

 

その間に入って交渉をするので、

仲介業者の交渉力が問われる場面です。

 

売主に対しては買主の視点で、

買主に対しては売主の視点でと、

双方の視点を持つことが必要とされます。

 

【契約関係の書類の作成】

物件の調査をした上で、重要事項説明書や契約書類を作成します。

 

※重要事項説明とは

契約締結までに購入者に重要事項の内容を書面にしたものを交付し、

口頭でも説明することを義務付けたものです。

宅地建物取引業法第35条に規定され、宅地建物取引士によって行われます。

 

重要事項説明書に記載されているものは

・「購入の意思決定に関する項目」

・「取引の目的に関する項目」

・「お金に関する項目」

・「瑕疵に関する項目」

の4点です。

 

重要事項説明の目的は、

契約後に「そんなことは聞いていない」というトラブルを回避するためのものです。

そのために購入者は重要事項の説明を聞いて納得をしたうえで契約書に記名押印をします。

 

 

ざっくりとですが、

以上が不動産仲介業者による

契約締結までの仕事内容です。

 

この他にも、

施工会社とのやり取りや周辺住民への説明、

行政への申請や書類作成等、

多岐に渡って知恵を絞り、足を運び、

その業務の多さによって

帰りが深夜帯になることもしばしばあります。

 

契約以降も

住宅ローンの相談や銀行とのやり取り、

引越し業者やエアコン業者の斡旋、

また、引渡し後のアフターケアなど

行える業務は沢山ありますので、

なんでもお気軽にご相談くださいませ。