【不動産売却時の内覧】居住中の対応とポイント🔎
2022/05/27
不動産会社に売却を依頼すると、不動産会社はインターネットや自社HPなどに物件の情報を掲載したり、
ちらし広告など様々な方法で宣伝活動を開始します。
そして広告などから、物件に興味をもった購入希望者を案内し、内覧することになります。
居住中に売却活動をする場合は、家族や生活そのものを購入希望者に見せることとなりますので、
内覧の際の対応や、事前に準備・注意したいポイントなどをご紹介いたします。
🏠事前に準備しておきたいポイント🏠
・室内を綺麗にしておく
室内の状態は、売主の生活や性格が現れるものです。
経年劣化は仕方がないですが、できるだけ魅力的に見えるよう綺麗な状態にしておきましょう。
では、具体的に購入者はどの部分を見るのか?
重点的に掃除をしておきたいポイントについては後程、詳しくご紹介いたします。
・購入希望者からの質問を想定しておく
不動産を購入する際は、物件の良さだけでなく、生活のしやすさや周辺環境なども気になるものです。
実際に住んでいる方の声を聴くことが出来るのは、居住中の物件のメリットでもあると思います。
スーパーなど普段行くお店や駅までの距離、周辺環境、近隣の方の雰囲気など、
もし自分が不動産を購入する際に気になることを思い浮かべてみましょう。
そして、その質問に対する答えを準備しておくことで、内覧時もスムーズに対応することが可能です。
また、売主の売却理由も知りたいことの一つです。
転勤や家族構成の変化などで広い家への住み替えを検討しているなど、正当な売却理由があれば購入希望者も安心です。
しかし売却理由が曖昧だと、「何か家自体や周辺環境に問題があるのかもしれない」と不安を感じてしまいます。
購入希望者に不安を与えないよう、売却の理由をはっきり伝えておくことも大切です。
・丁寧な対応を心掛ける
売主の良し悪しは、購入希望者の購入意欲に強く影響します。
魅力的な物件であっても、売主の感じが悪いと、購入意欲が失われてしまう可能性もあります。
特別な事はしなくとも、挨拶や質問への受け答えなど丁寧な対応を心がけましょう。
・内覧のアポイントはできるだけ応える
内覧のアポイントはいつ入るかわかりません。
物件に興味をもたれている方の中にはすぐに内覧をしたいと、
急な日程調整も場合によってはあるかもしれません。
また購入希望者の都合によっては内覧時間帯もまちまちです。
しかし一組でも多くの購入希望者に内覧をしてもらうことが、より良い条件での売却につながります。
どうしても都合がつかない場合は仕方がないですが、内覧の希望が入った場合は、
せっかくのチャンスを逃さないようにしたいですね。
またいつ内覧が入っても焦らないよう、日々家を綺麗な状態にしておくことも大切です。
🏠購入希望者が内覧時見るポイント🏠
実際に内覧日時が決まり、購入希望者が内覧に来ました。
さて購入希望者は実際に物件のどこを見るのでしょうか?
購入希望者が不動産を購入する際に、見ることの多いポイントをご紹介いたします。
・水回り
キッチン・お風呂・トイレ・洗面等の水回りは、
毎日頻繁に使用する場所でもあるので一番汚れが気になる場所です。
キッチンのシンクはピカピカにしておく、臭いがこもらないよう換気をする、
ごちゃごちゃしないよう整理整頓をしておくなど普段から意識をしたい部分です。
もしすでに汚れがひどくなっている場合は、プロにお願いをしてクリーニングをしてもらう事も一つの方法です。
・部屋の広さ
手持ちの家具をどのように置くかなど、購入希望者は部屋の広さも見ています。
物が多くては、圧迫感もあり、実際の広さよりも狭く感じてしまいます。
既存の家具の配置なども工夫し、広く見せることを意識しましょう。
・採光・通風
日当たりや通風は生活に不可欠なものです。
できるだけ明るく見えるよう、カーテンは全開にし、
玄関や通路など日が当たりにくい部分は照明をつけておきましょう。
また、日当たりの一番良い時間帯をあらかじめ不動産会社に伝えておくと、
その時間に調整してくれる場合もあります。
・収納スペース
購入希望者は収納スペースも気になるポイントです。
しかし、クローゼットや押し入れといった収納スペースはプライバシーでもあるため、
実際には見せない売主も多く見られます。
しかし、購入者の立場になっていえば、クローゼットの奥行や広さなど、
どれだけの容量が入りそうかなどは事前に見ておきたい部分でもあります。
購入者にとっては、クローゼットの収納力などが知りたいのであって、
中に何が入っているかは問題ではありません。
なので収納スペースも見せられるように整理整頓しておくことも大切です。
🏠内覧希望者のすべてがその物件の購入希望者とは限らない🏠
内覧希望する方の多くは実際に物件に興味をもった購入希望者です。
しかしながら中には、マワシや興味本位といった方もいるかもしれません。
マワシとは別の物件を売るために比較対象にされる物件のことです。
マワシは売却を依頼した不動産会社とは別の不動産会社から来ることが多いため、
防ぐのは難しいでしょう。
購入意思のない興味本位なども不動産会社が見抜くことは難しいため、
防ぐ事は困難だといえます。
🏠購入意欲が高い人の見分け方🏠
購入意欲の高い人は、実際に自分が住むことを想定しての質問が多くなります。
マンションであれば、隣や上下階からの音や、夜間の騒音はどの程度かなど、
細かな質問が多い人ほど購入意欲が高いといえます。
反対にあまり質問をしないでさらっと一通り見て回るだけの人は、
先ほどのマワシや興味はあったが実際のイメージと違った為、
購入意欲を失ってしまったなどが考えられます。
資料や画像で興味を持ったとしても、実際に見たイメージで落胆する場合もあります。
魅力的に見せる資料や写真も大事ですが、
綺麗に見えすぎる写真など、実物よりも良く見せすてしまうと、
現実とのギャップが大きいため、こういったケースも多くなります。
宣伝活動の為の資料選びなども意識していきたいですね。
🏠内覧後の流れ🏠
内覧した人が物件を気に入ったら、購入申し込みという流れになりますが、
購入の意思決定にかかる時間は遅くても数日程度と考えられます。
物件は早い者勝ちですので、もたもたしてては、他の方に物件を取られてしまう可能性があります。
数日経っても不動産会社からの連絡がない場合は、内覧者に購入の意思がなかったという事でしょう。
購入申込書(買付証明書)を受け取った後は、
記載された内容とご自身の条件を考慮し、交渉に進むかを決定します。
購入申込書には、購入希望価格や手付金、契約締結日や物件の引渡し時期などが記載されています。
購入申込書に記載されている希望購入金額は、あくまで希望金額で、安めに設定されることが多いです。
できるだけ希望の売却額に近づけるように交渉しましょう。
しかし希望金額にこだわっていると、いつまでたっても売却できないという可能性もあります。
最終的な売却にはある程度の値下げも必要ということも心得ておきましょう。
🏠おわりに🏠
売却の為の内覧対応は部屋を綺麗にすることから始まり、
多くの購入希望者との日時の調整や、内覧の対応等とても大変です。
どうしても内覧を避けたい場合は2つ方法があります。
先に引越しをして空家にしてから売却をするか、
不動産業者に買い取ってもらうかです。
空家にしてから売却する方法は、
居住中よりも部屋の広さなどが分かりやすく、家具の配置などのイメージもしやすいため
圧倒的に売りやすくなります。
売主や購入希望者双方にメリットがあるので、
内覧の対応が面倒な方は、空家にして売却することも検討してみてはいかがでしょうか?
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