古家はすぐに解体したほうが良いのか?
2024/12/06
一戸建てのご自宅売却を考えた時、
築年数が浅く、室内も綺麗な状態であれば、
簡単なクリーニングやそのままの状態でも買主様への印象は良く、
短い期間で売れることもあります。
しかし年数が経っているものや老朽化がすすんでいて、
現状のままでは住むことが難しく、
解体が前提の物件の場合はすぐに更地にして販売をした方が良いのでしょうか?
まず建物が古くて現状のままでは住めない場合でも、
すぐに更地にした方が良いとは限りません。
更地で売るメリットとしては、
買い手は敷地の広さが把握しやすかったり、
解体費を抑えることが出来、施工期間も短くすることが出来るため、
比較的買い手が早く見つかりやすいです。
一方で更地にするデメリットとしては、
売り手側で解体費用が事前に必要となったり、
固定資産税の金額が上がってしまいます。
固定資産税は居住用の建物が建っている状態であれば、住宅用地の軽減措置が適用されます。
しかし建物がなく更地の状態であれば、この軽措置の適用が無くなってしまうため、
面積にもよりますが、約3~4倍ほどとなる事が多いです。
固定資産税の起算日は毎年の1月1日となるため、
更地として売却をする場合は、
1月2日以降に更地にすることで、その年の固定資産税は抑える事が出来ます。
そのため売却を始める時期によって、解体時期を決めるのが良いと思います。
もしくは更地での引渡しを契約条件として販売活動の情報欄に「更地渡し」などと明記し、
建物がある状態で売却活動を行いながら買い手が決まった後に更地とする方法もございます。
不動産の売却をお考えの方は、ぜひ一度弊社へご相談くださいませ。
お客様にとって最適な売却方法をご提案させていただきます。
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