【売却査定の相談事例】～売却か建替えか～③

 

前回の記事はコチラ♪

 

ついに売ることを決めたお客様。

今回はその後についてのお話です。

 

まず、売るというお話を頂いてすぐに一般媒介契約を結びました。

これは、あなたの会社に家を売ることを正式に依頼しましたよという書類になります。

 

そして今回は、あまり周りに売ることを知られたくはないというお客様のご意向もあったので、一般のお客様への売却ではなく業者さんへの買取で動いていくこととなりました。

 

その後3社に依頼をし、一番高い値段をつけてくださった業者さんと無事に契約を結びました。

また、お客様は次の住み替え先の物件に今回の売却で得た資金を使用する予定でしたので、

こちらの買取金額をもとに次の物件の予算を決め、探すこととなりました。

 

しかしここで問題が・・・

今の自宅を業者さんへ引き渡してしまったら、次の物件に入居するまで

どこで過ごせばいいの？と。

 

売る方も買う方も同日にお引渡しをして、その日にお引越しなんて

ハードすぎるスケジュールは年齢的にも難しいし、仮にどちらかの決済で

問題が起きてしまい当日にお引渡しができなかったら・・・というリスクも。

とはいえその一瞬のために一度賃貸に引っ越すというのもお金がもったいないですよね。

 

そこで今回はこちらの事情を先方にお伝えし、引渡の猶予と言いまして

簡単に言うと引渡しを行った後、一週間くらいはまだ自宅を使用していていいよという期間をいただきました。

この引渡猶予期間の間に引っ越しを行うというわけです。

 

これで、余裕をもって引っ越しもできますし一度賃貸に移るという無駄な費用も

かからずに済むということになりますね。

 

 

さて次回はいよいよ最終章、次の住み替え物件探しになります。

それではまた～