不動産売却の流れ 9ステップ！

不動産を売却したいけど、

「どんな流れで進めればいいのか、何から始めればいいのかわからない」と

お悩みの方もいると思います。

 

本ブログでは、不動産売却の全体の流れを分かりやすく

ステップごとにご紹介いたしますので、参考にしてみてください。

 

一般的に、売買契約の締結までには3～6カ月程度かかると言われています。

いつまでに売却完了したいのか時期を定め、逆算して動くことが大切です。

 

 

【STEP1】不動産の相場を調べる

まずは不動産がどのくらいで売れるのか事前に調べておきましょう。

SUUMOやアットホームなどのポータルサイトから

所有している不動産と条件が近いものを検索し、相場を確認する方法があります。

ざっくりと条件を挙げますと、駅距離・広さ、間取りや築年数、方位などです。

 

【STEP2】査定を依頼する

次に、不動産会社に査定の依頼をしましょう。

不動産査定を依頼するポイントとして、

複数の不動産会社に依頼・比較することが大切です。

 

不動産の査定方法には「訪問査定」「机上査定」「ＡＩ査定」があります。

金額の目安だけ知りたい場合は、机上・ＡＩ査定で構いませんが、

正確な金額を出すにあたり、訪問査定の実施をオススメします。

 

理由としましては、室内の保守状況や所有者しか知りえない情報、

周辺の環境などによって査定金額が変動するからです。

 

【STEP3】媒介契約を結ぶ

査定が完了したら、不動産会社と「媒介契約」を結びます。

媒介契約には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」があり、

それぞれ出来ること出来ないことがありますので、担当者に確認が必要です。

 

【STEP4】売却戦略を立てる

媒介契約を結んだら、次に売却戦略です。

物件の特性や市場動向を考慮し、適切な売却価格を設定、

また、効果的な広告方法や売り出すタイミングも重要になってきます。

売却時期や希望価格、売却活動で避けたいことなど明確にすること

スムーズな売却に期待できます。

 

【STEP5】売却活動を始める

次は、いよいよ売却活動の開始です。

広告活動など媒介契約を結んだ不動産会社が行いますので、

売主様は最低限の準備をします。

・物件資料を手元に準備しておく

・室内、特に水回りの清掃や整理整頓

・内覧希望に備えて、週末予定を空けておく　など

 

【STEP6】購入希望者と条件を交渉する

購入希望者が現れたら、価格や引渡し条件などの交渉を行います。

例えば、値引き交渉に応じる代わりに修補やクリーニングはしない条件を

提示するなど、適正価格を基に価格を決定します。

また、相手方の意向も尊重し、双方が納得できる条件を見るけることが重要です。

 

【STEP7】買主と売買契約を結ぶ

交渉がまとまり、購入希望者と価格・条件面で合意となった場合、

正式に売買契約を結びます。

契約日当日、宅地建物取引士から重要事項説明書の説明を受け、

契約内容を確認、売買契約書へ署名捺印という段取りですが、

可能であれば契約日前に契約書類のドラフトを送ってもらって、

契約日当日に疑問点を質問するという段取りが望ましいです。

 

【STEP8】決済・引き渡しをする

売買契約が成立したら、決済と物件の引き渡しを行います。

最終的な決済は金融機関で行われることが一般的ですが

条件によって異なりますので、事前に不動産担当者から

決済案内をいただくようにしましょう。

 

【STEP9】確定申告をする

不動産売却によって利益が発生した場合、確定申告を行う必要があります。

不動産売却によって発生した利益は「譲渡所得」と呼ばれます。

また、税金が軽減される特例も存在しますので、確定申告前に

不動産担当者や税理士に確認するか、国税庁のＨＰで調べておきましょう。

確定申告は、売却した翌年に行いますので忘れずに行いましょう。