金融機関がよく言う「担保評価」って何？

担保評価（たんぽひょうか）とは、

不動産を担保とする際にその価値を評価することを指します。

日本においては金融機関が不動産を担保として受け入れる際に、

その担保価値を適切に評価する必要があります。

 

以下に、担保評価に関するポイントをいくつか説明します

 

◆担保評価の目的

 

担保評価の主な目的は不動産の市場価値を客観的に評価することです。

 

金融機関は不動産を担保として受け入れる際に、

その価値を適切に判断することでリスクを管理します。

 

◆評価方法

 

不動産の評価方法には

 

１．直接比較法

２．収益還元法

３．費用法

 

などが一般的に使用されます。

１．直接比較法では、同様の不動産や類似物件の市場価格を参考に評価します。

２．収益還元法では、不動産の収益性やキャッシュフローを評価して価値を算定します。

３．費用法では、建物の再建築費用などを考慮して評価します。

 

◆評価基準

 

担保評価は、公正な評価基準に基づいて行われる必要があります。

金融機関が担保評価を行う場合には「担保評価基準」や「不動産鑑定基準」などの基準を参考にしており、

これらの基準は評価の適正性や透明性を確保するために設けられています。

 

◆評価業者

 

一般的に担保評価は専門の評価業者によって行われます。

 

評価業者は不動産の評価方法や基準に精通しており、

公正かつ客観的な評価を提供し

金融機関は評価業者の報告書を参考にして担保価値を判断します。

 

 

～まとめ～

 

担保評価は金融機関のリスク管理や融資の判断において重要な要素となります。

 

正確かつ適切な評価が行われることで、

金融機関と借入者の双方にとって公平な取引条件が確立されるというわけです。

 

私どもの会社では、

相場価格や成約事例以外にも

上記の項目までを調査して実際の不動産の販売に臨みます。

 

売却をご検討されるときは、

ご自身だけでは判断でき兼ねる場面がいくつも出てきますので

是非一度ご相談くださいませ。