60歳を超えてのご自宅の住み替えの話①

 

 

今回は買い替えをお手伝いさせていただいたお客様の、

住み替え先探しからご自宅売却までのお話です。

 

 

文京区内のマンションにお住まいのお客様で、

お嬢様の結婚を機に、

今よりも少し小ぶりの物件への住み替えを考えられているお客様でした。

 

 

最初にお会いした際、ご年齢は６０歳を超えており、

現在のご自宅を売却した資金を住み替え先の購入資金に充当し、

不足分は60歳以上の方が利用できる住宅ローン「リバース60」利用したいとの事で最初お話を頂いておりました。

 

まず初めに、ご予算を把握するため、

ご自宅の査定書を作り、査定額のご説明、ご予算の目安をご提案させていただきました。

 

だいたいの購入価格の目安が決まったところで、いくつか物件をご紹介したところ、

２件目のご案内ですぐに気に入った物件に出会う事ができました。

 

 

しかしながら、当初利用を考えていたリバース60は、

購入物件の評価額の６割ほどしか融資を受けることができず、

約４割は自己資金を入れていただく必要がありました。

 

コロナ期間という事もあり、

居住中に内見対応などの売却活動は控えたかったお客様は、

引越し後、空き家にしてからの売却を希望されておりました。

 

そのため、まだ売却先が見つかっていないお客様には、

事前に約４割もの自己資金を入れることが難しく、

住宅ローンの利用ならびに、ご自宅の購入へのお気持ちが薄れてきてしまっておりました…。

 

 

しかし、とても物件を気に入って頂けていたようでしたので、

ご年齢やご年収等から判断をし、リバース60ではなく、

金利等で優遇がうけられそうな弊社とお付き合いのある金融機関にて、

通常の住宅ローンで融資を受けることを提案させていただきました。

 

60歳を超えての多額な住宅ローンを組むことに、初めは不安を感じてはいらっしゃいましたが、

ご自宅売却後の繰り上げ返済を見込んだ、返済シュミレーションを併せてご提案をさせていただき、

通常の住宅ローンにて融資を受けることを前向きにご検討いただけました。

 

物件価格満額にて融資の審査も通り、

無事気に入った物件へのお引越しが決まったお客様。

 

 

次回はお住まいだったご自宅の売却活動のお話です。

 

引越し先は決まったものの、

引越し日はまだ先。

さてどのように売却活動をしていったのでしょうか。

 

続きはまた次回へ。