【相続】による【空き家】【売却】・【査定額】のバラつきは何故？

今回は、以前売却のお手伝いをした時の【査定額の違い】について

お話ししていきます。

 

場所は、観光スポットとしても有名な〚古都　鎌倉〛

神奈川県の中でも歴史ある魅力的な場所ですよね。

 

 

さて、本題ですが

相続を経て所有者となられた方から空き家売却のご依頼でした。

場所は、大船駅が利用できる鎌倉市住所。

この辺は、かなり高低差のある場所で今回の売却物件は

まさに山の上の住宅街に位置している見晴らしのいい立地でした。

 

売却時期も出来る限り急いでほしいとの依頼だったため、

一般のお客様への売却ではなく、買取業者さんへの売却で

道筋を立て、近隣の分譲会社、大手分譲会社、にお声がけをして

アピールポイントを強調しながら各社に持ち込み査定交渉を行いました。

 

お客様のご希望額は4000万円での売却。

ただ、この価格は、近隣相場よりも割高でその価格での売却となると

買取業者よりも一般のお客様向けの価格帯であることをご説明し、

下振れが出たとしても時期を尊重したいという結論をいただきながら

各社の査定額の返答を待ちました。

 

待つこと約1週間・・・各社の査定額が出揃いました！！

 

A社　1800万円

B社　2100万円

C社　2500万円

D社　3200万円

 

見事なバラつきの返答です（笑）

ここまで下限と上限が乖離するのはかなり珍しい事です。

 

ではなぜここまで査定額がバラつくのか？

 

その理由は、今回の物件の眺望の良さにあります。

 

山の上、、見晴らしがいい、、、

 

そうです！道路と土地の高低差がかなりあるんです。

 

 

 

道路と土地がフラットではなく高低差がある場合、

建築する際には、擁壁やら土留やら通常の建築工事よりも

費用がかさむことが一般的です。

 

そうなると【かさむ工事費】をいかに上手に処理できるかが、

買取業者の腕の見せ所となります。

 

A社さんは、数字が伸びない＝高低差処理に弱い

D社さんは、数字が伸びた＝高低差処理に強い

 

買取業者でも、得意・不得意があってリスクの考え方が違うため

査定額がバラつくということです。

 

やみくもに買取業者にあたっても得意の業者を見つけることは

至難の業。

 

私共は、どの業者がどの立地条件に強いのか、はたまたどの業者が強そう

なのかを今までの経験で見極めることが出来るんです！

 

見極め方は企業秘密ですが、ご依頼を頂ければ最善の売却相手を

見つけるお手伝いをさせて頂きます。

お気軽にご相談ください♪