築古マンションは売りずらい?
2023/01/30
弊社のある文京区では最近、
建設中のマンションが多く見られるようになりました。
新しいマンションが多く建設される一方で、
築30年や40年を超える築古マンションも増えてきています。
このような状況の中、
もし売却を考えている物件がそのような築古物件だった時、
売却はしにくいのでしょうか??
築古物件を検討する際に、
買い手が注目するポイントの1つに耐震基準があるかと思います。
耐震基準には「旧耐震基準」と「新耐震基準」の2種類があります。
旧耐震基準は震度5強程度でも建物が倒壊しないことを基準としており、
昭和56(1981)年5月31日までに建築確認(※)を受けた建物が該当します。
そして新耐震基準は、震度6~7程度でも建物が倒壊をしないことを基準としており、
昭和56(1981)年6月1日以降に建築確認を受けた建物が該当します。
(※建築確認とは、
建築工事前に建築予定建物が建築基準法や各市町村の条例などに適合しているかを確認することです。)
旧耐震物件は(2022年12月現在)金融機関による住宅ローンが受けられにくいため、
売りずらいと感じられやすいですが、
旧耐震物件のすべてがそうであるとは限りません。
旧耐震物件とはいえ、中には管理組合で耐震診断、耐震補強工事を行い、
新耐震基準に適合をさせた物件もあります。
築古物件の多くは、
駅周辺の開発などによって建てられたものが多く、
駅近で、周りにもお店が多くあったりと、
好立地・利便の良い物件であることが多いのです。
近年のマンションは、価格を抑える為にコンパクトな作りが多いですが、
築古物件には一所帯の広さがある物件も多く、
広さを求める方々にはメリットも多いです。
また最近ではキッチンやお風呂、クロスの貼替から間取りの変更など、
リノベ業者だけではなく、買主様ご自身でリノベーションをされる方も多く、
リノベーションを前提としているため、
設備や室内の状態はあまり気にされない方もいらっしゃいます。
サッシなどの共用部分は個人での交換が難しいため、
外壁や廊下部分などの共用部分についての修繕計画の有無や、
大規模修繕がしっかりと定期的に実施されているマンションであれば、
なお買い手は安心です。
築年数が経っているから売れないかも…と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、
築古物件にも多くのメリットがあり、築年数を気にせず探されている方もいらっしゃいます。
もし、文京区内の自宅売却活動を始めはしたけれど、
なかなか買い手が見つからなかったり、
すぐに資金が必要など、早期に売却をしたい場合は、
私共と付き合いのある業者による買取がおすすめです。
買取ですと、業者は再販を目的としているため、
相場よりは低めの売却価格とはなりますが、
買い手(エンドユーザーさん)を見つける必要がなく、
短期間で売却をする事が可能です。
ご自宅の売却査定活動、買取業者のご紹介など、
お客様のご希望に近い方法、期間にて売却が出来るよう、
ご提案をさせていただきますので、
ぜひお気軽にご相談くださいませ。
文京区以外の都心部・東京都近県でもご対応致します。
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